英会話の最中に黙るのは避けましょう。
日本に来た海外旅行者が話しかけてきたときも同じです。 英語がわからなければ、日本語でしゃべってください。
外国人に話しかけられる機会は増える
日本に来る外国人旅行者は、2013年に1千万を越えました。
2020年には東京オリンピックが開かれるので、さらに多くの外国人が日本に訪れることでしょう。
今後は、外国人に道端で話しかけられることも多くなりそうです。
そんなときのために、ぜひ覚えておきたいことがあります。
黙らないこと。
英語が口から出てこなく、固まってしまって、黙り込んでしまう。
最近はこういう人が少なくなりましたが、昔はけっこう多かったように思います。
人と話しているときに黙るのは、失礼なことですし、それを通り越して恐怖心を与えるものです。
黙るくらいなら通じない言語をしゃべる
以前、私はタイに旅行したとき、現地のタイ人の方々に英語で話しかけました。 バス停の場所を聞いたり、ホテルの場所を聞いたり、いろいろな理由です。
英語を話せる人は少なかった記憶があります。 東南アジアの中でタイは英語を苦手としている国のようです。
もちろん、私がタイ語を覚えるべきだったのかも知れません。しかし、海外旅行では多くの国々を通り過ぎるので、すべての言語を覚えるのは現実的ではありません。挨拶程度なら覚えますが。
東南アジアは英語が通じる国が多いこともあり、つい英語で話しかけることが多くなります。
そこで、英語がわからないタイ人の方で、黙り込んでしまった人がいました。
私は焦りました。 正直、怖かったです。その後の展開がどうなるかわからなくて。
英語がわからなければ、手をふってタイ語で「何言ってるか、わからないよ」と言ってくれれば良かったんです。(もちろん、そういう人が多かったですが)
そうすれば、私の方では、「ああ、英語がわからないんだな」と思って、「コップクンクラッ」(ありがとう)とタイ語で挨拶して、また違う人を探せばいいわけです。
黙られると、本当に、辛いですね。 照れ笑いしながら、手を振って黙るなら、「わからないんだな」と思えるんですが、無表情で黙られると冷や汗が出てきます。
ですから、もし日本に来た外国人旅行者に英語で話しかけられて、その英語がわからないなら、日本語で「英語わからないんです。ごめんね」と日本語で言ってください。
黙るのだけは、やめましょう。